1. 一日当たりどれくらいの炭水化物を与えなくてはいけませんか。

    この時期の子どもは成長が著しいため、元気で健康な身体をつくるには、バランスの良い食事を与えてエネルギーを補給しなければなりません。ごはん、パン、じゃがいも、パスタなど、でんぷん質の炭水化物を食事や間食として毎回与えるようにしてください。この段階では、色々なタイプの食品を組み合わせることをお勧めします。

  2. 繊維は幼児の食事にとってどのくらい大切なのですか。

    繊維は、幼い子どもにとって大切な栄養素ですが、普通に健康的な食事を摂っているのであれば、余分に与える必要はありません。幼児食の場合は、穀物や野菜、フルーツが主な繊維源になります。子どもが便秘をしているときには、水分を充分摂っているかどうかを確認し、かかりつけの医師か小児科医の診断を受けてください。便秘解消のために食事の内容を変えるのはそれからでも遅くありません。

  3. 幼児に与える食品は必ずマッシュしたり、小さく切ったりしなくてはなりませんか。

    ブドウ、プチトマト、ナッツなどを丸ごと幼児に与えると、喉を詰まらせる恐れがあります。子どもたちはある程度歯が生えそろってくると(だいたい9~12ヵ月くらい)、月齢が低くても驚くほど幅広い食べ物を受け付けるようになります。12~18ヵ月になると、これまでのように、バランス食の一環であるスムージーやスープを喜んで口にする一方で、マッシュしたものやピューレでは物足りなくなり、もっと歯ごたえのあるものを欲しがるようになるでしょう。

  4. 1回の食事の適量を教えてください。

    食事の適量には個人差があり、また日によっても変わります。食事の量は少しずつ増やしてください。また子どもの食べる量を把握しておくことも大切です。子どもの発育が順調であれば、充分な量の食事を摂っているということです。一般的な幼児の食事は、でんぷん質の炭水化物(ごはん、パン、パスタなど)3分の1、野菜とフルーツ3分の1、肉、魚、豆類3分の1の割合が理想的です。この月齢になると、食べごたえのある離乳食に加えて、フルーツなどのデザートを食べさせるようにしてください。

  5. 子どもが野菜を食べません。どうしたら食べてくれるでしょう。

    大切なのは、家族の食習慣です。家族に食べ物の好き嫌いがあると、幼児はすぐにそれを見抜き、自分も同じように振る舞います。まずは家族がたっぷり野菜を食べるようにしましょう。野菜を食べないと親が構ってくれることが分かってくると、子どもは親の注意を引きたいがために、何度でも同じことを繰り返します。子どもが少しでも野菜を食べたときには、ほめてあげてください。これはとても効果があります。 いろんな種類の食材を食べ栄養を摂取しているのであれば、たまに好き嫌いを言うことがあっても気にすることはありません。一度子どもが野菜を食べなかったとしても、この先もずっと食べないわけではないので、大騒ぎせずまた試してみてください。またトマトや玉ねぎなど、子どもの料理に入れた野菜を数えると、実際には親が思っていたよりもたくさん野菜を食べているということもあります。